世界を舞台に目覚ましい活躍を続けるヴァイオリニスト、服部百音が主宰する演奏会シリーズ「Storia」の進化系演奏会『STORIA LAB 2025』が、世界最高峰のピアニスト、ダニエル・ハリトーノフを迎えて開催することが決定した。公演に先駆け、8月にはイタリア・シチリアで開催される『パレルモ・クラシカ国際音楽祭』への出演も決まった。
服部百音が主宰する「Storia」は、音楽の可能性を多角的に探求することを目的として2021年からスタート。「STORIA LAB」はその名の通り「音楽の実験室」だ。今年15回目を迎える国際色豊かな音楽祭『パレルモ・クラシカ国際音楽祭』は、地中海の温暖な気候のもと美しい歴史的建造物や景観を背景に世界中から集まる一流の音楽家たちが共演する。オペラ、シンフォニー、室内楽など幅広いジャンルが網羅され、音楽愛好家はもちろん地元の人々にとっても夏の風物詩として親しまれている。そんな国際舞台で「STORIA LAB」が披露するのは、プロコフィエフ、ストラヴィンスキー、ショスタコーヴィチのロシア音楽の傑作に加え、服部隆之の「THE世界遺産『Les enfants de la Terre~地球のこどもたち~』」という挑戦的かつ個性豊かなプログラム構成となっている。音楽祭出演は、現地時間8月26日21:15を予定。
パレルモでの経験を経ての日本凱旋公演は、12月に東京、大阪、名古屋にて開催。パレルモと同様プログラムで開催される。東京公演は12月2日(火)浜離宮朝日ホール、大阪公演は12月3日(水)あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール、名古屋公演は12月4日(木)宗次ホールで開催。
服部百音(C)YUJI HORI
ダニエル・ハリトーノフ