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Nature and wildlife concept vector art2025年7月の満月は7月11日木曜日。
夏の天体観測シーズン最初の満月は「バックムーン」とも呼ばれています。
このバックムーンが日本で観測できる時間帯や、なぜこのような名前で呼ばれているのか名称の由来についても解説していきます。
人類初の月面着陸に成功したのは、1969年7月20日のこと。7月は、月面探索の歴史にとってとても重要な月でもあります。
7月の満月「バックムーン」の由来とは?
「バックムーン」のバックとはなんでしょうか?それはオスの鹿。英語のスペルでは、「Buck Moon」となります。
この7月がちょうど、オスの鹿の角が成長期を迎え、生え変わる時期であることから、この満月をバックムーンと呼ぶようになりました。
18世紀に創刊され、作付けや天文データなどを記した『オールド・ファーマーズ・アルマナック』のオンライン版によると、この名前はアメリカの先住民族が使用していた名前に由来しています。
一方、同じアメリカの先住民族の中でも「サーモンムーン」と呼んでいた人々もいたそうです。
2025年7月の「バックムーン」はいつ観測できる?
国立天文台によると、2025年7月11日の東京都の月の出の時刻は午後7時39分、ちょうど満月になる時刻は、翌12日の午前5時37分です。夜のうちは晴れていたらしっかりと観測できるでしょう。
ぜひ2025年の特別な月を外へ出て、堪能してみてはいかがでしょうか。
