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米シカゴ・ローガンスクエアで6月に連れ去られ、2カ月以上も行方不明だった介助犬「バムバム」が、飼い主のエンジェル・サンティアゴさんと無事に再会を果たした。

シカゴ警察や動物保護団体「ガリド・ストレイレスキュー基金」がFacebookで発表した。

CBS Newsによると、事件は6月5日に発生。視覚に障害のあるサンティアゴさんの自宅の庭から、14歳のダックスフンド「バムバム」が連れ去られた。

GoFundMeのページによると、サンティアゴさんは事件以降、毎日約7マイル(約11キロ)を歩き、チラシを配布しながら愛犬を探し続けた。GoFundMeを通じて募金活動も行われ、ポスター制作費やペット探偵の費用として2万ドル(約290万円)以上が集まった。

転機は8月19日夜に訪れた。シカゴ第16区(ジェファーソンパーク)の警察署に現れた男女が、何の説明もなくバムバムを置いて立ち去ったと、CBS Newsは伝えている。バムバムは健康状態は良好そうで、マイクロチップによる照会の結果、サンティアゴさんと再会を果たしたという。

シカゴ警察は「連れ去られた介助犬のバムバムが警察に届けられ、飼い主と再会しました!」などとFacebookで報告している。

ガリド・ストレイレスキュー基金のFacebook投稿によると、バムバムが警察に届けられた後、同団体はすぐに保護手続きを開始。シカゴ動物管理センター(CACC)に送られる前に引き受けられるよう準備していたという。

「幸いバムバムはマイクロチップを持ち、情報も最新でした。最悪の場合でも私たちの保護団体を通じて自宅に戻れていたでしょう」と報告した。

また、動物保護施設「PAWSシカゴ」のセリーン・ミエルカレック氏は「今回のケースはマイクロチップが本当に有効であることを示す例です。登録情報を常に更新しておくことが再会の鍵となります」とCBS NEWSに語った。

警察は、署にバムバムを置き去った男女の行方を追っている。

【画像】会えて本当によかった!再会を喜ぶサンティアゴさんとバムバム

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