9月29日から放送が始まったNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ばけばけ」。
主演の髙石あかりさん扮する主人公「松野トキ」の子ども時代を演じるのが、福地美晴（ふくち・みはる）さんだ。
福地さんは2023年、ミュージカル「SPY×FAMILY」のアーニャ役で俳優デビューした。プロフィールや代表作など、知っておきたい情報をまとめた。
上杉謙信が好きであだなは「けんしん」
福地美晴さんは、2015年3月31日生まれの現在10歳。大阪府出身だ。
2023年上演のミュージカル「SPY×FAMILY」の子役オーディションに応募し、それまで全く演技経験がないながらも、アーニャ役に抜擢された。
ミュージカル「ロミオ＆ジュリエット」を観劇したのがきっかけで、自分も舞台に立ってみたいと思うようになったという。
24年には、NHKのドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」（NHK）に出演。大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの未来」の映像「50年後の未来」ではカナ役を務めた。
趣味はジャズダンスと日本史。中でも戦国時代の武将・上杉謙信が大好きで、ニックネームは「けんしん」だという。
「松野トキ」どんな主人公？モデルは？
朝ドラ「ばけばけ」は、明治時代の作家で、島根・松江の没落士族の名家に生まれた小泉セツがモデル。外国人の夫であるラフカディオ・ハーン（小泉八雲）と共に「怪談」を愛し、西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた物語に光をあて語り紡いだ。
「ばけばけ」には原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして、主人公・松野トキの人生を描く。
公式サイトによると、トキは民話や昔話などを聞くのが大好きで、つらいことがあるといつも母のフミ（池脇千鶴さん）に怪談を話してもらう。「家族思いで、フミが作るしじみ汁が大好物」な主人公だ。
福地さんは、トキの幼少期を演じるにあたり、「私が演じるおトキちゃんは父上、母上、おじじ様からたくさんの大好きをもらって毎日をすごしています。私のひいばぁばも毎日朝ドラを楽しく見ています。その朝ドラに私が出られるなんて夢みたいです。一生懸命頑張ります！」とコメントしている。
