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「作ったワンピース着てくれたんだけど、うちのばあちゃん似合いすぎ…」。そんな一言とともに投稿された写真が、Xで5万以上の「いいね」を集め、話題になっています。

投稿したのは、「思い出を編む服を目指して服作りをしている」という、旅する喫茶のツナマヨ(@HiroyaTsunekawa)さんこと、ファッションデザイナーの恒川寛弥さん。名古屋モード学園を卒業後、全国を旅しながらカレーやクリームソーダを作る「旅する喫茶」として活動し、現在は同名でオリジナルの服も制作しています。

写真には、深い赤のワンピースを身にまとい、静かに椅子に座る恒川さんの祖母の姿が写されています。光を柔らかく反射するコーデュロイの生地、襟と袖口にあしらわれたフリル、年輪のような手のしわ──そのすべてが調和し、心を打つ写真です。

コメント欄では、「孫が作った服を着るって素敵」「おばあさまの手が本当に美しい」「幸福な光景」と称賛の声が寄せられています。

恒川さんによると、このワンピースは2017年から作り続けているもの。当時は上京したばかりの孤独な日々。その中でひたすらミシンに向かって作り上げたそうで「幼い日に感じた“目に見えないぬくもり”を思い出すための服」だといいます。

投稿した写真は、今年亡くなった祖父の四十九日に帰省した際に撮影したもの。「(祖母は)ワンピースを着た瞬間、少し照れくさそうに笑っていた」と言い「日常をほんの少し特別に変える服の力を感じた」と恒川さんは振り返ります。

記憶の中の優しい時間をそっと縫いとめているかのような、深みのあるガーネット色に包まれたその姿は、見る人の心に深い感動を呼んでいます。

【画像】 孫が手作りしたワンピースを着る祖母の姿

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