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モネの名作《睡蓮》を3D(3次元)CGで表現した、美しく独創的な作品がXで大きな話題を呼んでいます。

投稿したのは、3DCGソフト「Blender」で作品を制作しているクリエイターのriko(@RikO_integrate)さん。今回注目を集めたのは、透明感のある水面に光が揺らぎ、淡いピンクの睡蓮がそっと浮かぶ、「睡蓮」のケーキの3DCG作品です。

その瑞々しい質感と繊細な光の演出に反響が広がり、3.6万もの超える「いいね」が寄せられています。

モチーフ選びの背景を尋ねると、「モネの絵画がとても好きで、どうにか自分の作品に落とし込めないかと以前から考えていました」と話すrikoさん。当初はモネの絵画をそのままケーキに落とし込む方法も検討していたそうですが、研究を重ねるうちに、「《睡蓮》なら、立体として起こしたときに揺らぎや質感をより豊かに表現できる」と考え、今回のアイデアへとつながりました。

本作で最も時間をかけたのは光のコントロール。「光の角度や強さが少し変わるだけで、作品の印象がガラッと変わります。モデリングよりライティングに時間を費やすこともあるんです」とこだわりを明かしました。

また、表現方法に3DCGを選んだ理由については「試行錯誤しても作品の精度が落ちない点が自分に向いていた」からなのだとか。形を調整しながら最適解を探れる3Dの柔軟さは、今回の幻想的な表現にも大きく寄与しているようです。

最後に、今後の制作について尋ねると「絵画モチーフの作品をもっと作りたい。組み合わせることで生まれる新しい面白さを探っていきたいです」と語りました。

クラシックアートと3DCGを掛け合わせ、独自の世界観を提示するrikoさん。次の作品にも期待が高まります。

【画像】揺らぐ水面が美しい…!《睡蓮》をモチーフにした3DCG作品はこちら

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