ミュージカル『ムーラン・ルージュ！ザ・ミュージカル』のクリスチャン役や、『キンキーブーツ』のローラ役など、話題のミュージカル作品に立て続けに出演している、俳優・甲斐翔真が、デビュー10周年を記念し来年2026年2月27日〜3月1日にヒューリックホール東京でライブを開催することが発表された。
甲斐は2016年の『仮面ライダーエグゼイド』のパラド役でデビュー。その後、2020年に『デスノート THE MUSICAL』の夜神月役で初舞台にして初主演を務めミュージカルデビュー。その後も様々な話題作に出演し、ミュージカル界の若きスターとしてキャリアを積んできた。来年には、不動の人気ミュージカルであるミュージカル『ミス・サイゴン』でクリス役を務めることが決定し、さらなる活躍が期待されている。
そんな甲斐が10周年を記念したライブ『KAI SHOUMA Anniversary 10 YEARS』に向けた意気込みを語った。
甲斐翔真
ーー来年でデビュー10周年ということですが、すばりどんな10年でしたか？
出会いに恵まれた10年でした。人もですし、作品も。映像でデビューして、ミュージカルに出会って、振り返ってみるとあっという間ですがちゃんと「10年」を生きたなという感じがします。
ーー10周年“ライブ”と銘打っていますが、どんなライブになりそうでしょうか。
なぜ“ライブ”にしたかというと今回はバンド編成でやりたいなと思っているんです。
去年はオーケストラコンサートもやらせていただいて、ずっと念願だったので本当に楽しかったんです。ただ、やはりオーケストラなのでみなさん畏った雰囲気があって。それが良さでもあるのですが、今回はもっと砕けた雰囲気で近い距離感を楽しみたいなと思っていています。
あとは本当に自分がバンドを背負ってライブがしたくて（笑）バンドを背負って大きいステージでパフォーマンスをするというのは実は高校時代からの夢なんです。10周年のこの機会に、願いを叶えようと思います。
「10周年」のポーズで！
ーーバンドメンバーの皆さんは決まっているんですか？
音楽監督は、2年前のビルボードのコンサートを一緒に作ってくれた佐藤真吾さんにお願いします。真吾さんは一緒になってどんなライブにしたら楽しいかを考えてくれて、予想もしていなかった角度からアレンジの提案をしてくれるんです。一緒にライブを作っていてすごく楽しくて、絶大なる信頼をおいています。
そんな真吾さんと今回もご一緒できるのでとても楽しみです。
ーー楽曲はもう決まっているんですか？
セットリストは絶賛考え中です。ただ、今回はミュージカルの曲ばかりではなく、ミュージカル曲以外もやろうと思っていて。
芸能生活10年の半分はミュージカルに出ていましたが、今回はミュージカルだけではない僕のこれまでの10年間を意識した選曲にしようと思っています。とか言ってミュージカル曲ばかりになるかもしれませんが（笑）。
ーー最後に、読者の皆さまに一言お願いします。
いつも応援してくださる方や支えてくださる方がいないと、大好きな舞台でお仕事させていただくことも、夢を叶えることもできないので、いつも活動を応援してくださるみなさんには本当に感謝しています。
デビュー10周年というと、一つの区切りという気がしますが、個人的には通過点だとは思っています。
これまでの10年、そしてこれから先も、応援してくださるみなさんとまだまだ夢を一緒に叶えていきたいなと思っています。10周年ライブ、一緒に全力で楽しみましょう！
甲斐翔真
カメラマン：岩村美佳