子役として『ホーム・アローン』に出演したマコーレー・カルキンさん(1991年11月13日)映画『ホーム・アローン』の主役ケビン・マカリスター役で一躍名前が知られるようになったアメリカの俳優マコーレー・カルキンさん。しかしその名は、今では本名ではないという。
ピープルによると、カルキンさんは11月にカリフォルニア州で行われたイベントで改名したことを明かし、「私の名前は、マコーレー・マコーレー・カルキン・カルキンです」と語った。
なぜ改名した?
この改名は、2018年のある“約束”を実行したものだ。
カルキンさんは同年11月に出演したNBCの深夜トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』で、ミドルネームの「カーソン」を改名する計画を発表した。
その理由を「名前を少しかっこよくしたほうがいいかなと思った」と説明し、候補を5つに絞ったことを明かした。
その中から最終候補を選ぶために、カルキンさんは自身のウェブサイト(現在は閉鎖)でオンライン投票を行い、クリスマスに結果をX(当時はTwitter)で発表。最も投票数が多かったのが「マコーレー・カルキン」だった。
カルキンさんは「新しいミドルネームが決まりました。2019年から、私の新しい法的な名前は『マコーレー・マコーレー・カルキン・カルキン』です。(私の名前が好きなら)なかなかいい響きでしょ」と投稿した。
他の候補は?
ちなみに、「マコーレー・カルキン」以外の候補には「The McRib is Back(マックリブが戻ってきた)」や、2025年に映画『リアル・ペイン〜心の旅〜』でアカデミー賞助演男優賞を受賞した弟の名前である「キーラン」が挙がっていた。
カルキンさんは「マコーレー・キーラン・カルキンも良い名前だったと思う。弟のことが大好きですから。自分と弟を合わせると、アカデミー賞はちょうど1個だしね」と2025年11月のカリフォルニアのイベントで述べている。
また、新しい名前が気に入っているようで「もし空港で誰かに『すみません、あなたはマコーレー・カルキンですか?』と聞かれたら、『マコーレー・カルキンはミドルネームなんです』って答えられます」とも語った。
『ホーム・アローン』は2025年に公開から35周年を迎えた。カルキンさんは35周年を記念するPR活動で各地を回っており、イベントもその一環として出演した。
このイベントでは、自身の子どもの4歳のダコタさんと3歳のカーソンさんが、『ホーム・アローン』の主役を父親が演じていることをまだ理解していないとも明かし、「できるだけ長く、知らないままでいてほしい」と語っている。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。


