ソロアーティストとして躍進する元BiSHのアイナ・ジ・エンドが、2025年のNHK紅白歌合戦にソロで初出場する。
“楽器を持たないパンクバンド”BiSHのメンバーとして活躍し、2021年の『第72回NHK紅白歌合戦』にBiSHとして初出場。2023年6月29日、東京ドームでのラストライブ「Bye-Bye Show for Never」をもってBiSHは解散したが、その後、在籍中からソロ活動が本格化し、歌とダンスを中心に活動。
2025年はテレビアニメ『ダンダダン』第2期オープニングテーマとして書き下ろした「革命道中 – On The Way」がロングかつグローバルなヒットを記録し、その勢いは増すばかり。
ソロで初出場する「紅白」でのパフォーマンスにも期待が高まる。
BiSH時から唯一無二の歌声で魅了！
2015年に“BiSH”のメンバーとして始動し、2016年にメジャーデビューしたアイナ・ジ・エンド。BiSHでは一部楽曲の作詞・作曲にも携わり、ダンスの振り付けも数多く担当した。天性ともいえる唯一無二のハスキーボイスが魅力で、MONDO GROSSO「偽りのシンパシー」、DISH//「SING-A-LONG feat.アイナ・ジ・エンド（BiSH）」、ゲスの極み乙女の川谷絵音らジェニーハイの「不便な可愛げ feat. アイナ・ジ・エンド（BiSH）」など数々の客演も果たしている。
BiSH在籍時の2018年に、亀田誠治がアレンジ、プロデュースを務め、自身が作詞作曲した「きえないで」でソロデビュー。2021年に、全曲作詞作曲の1stアルバム『THE END』をリリース。2023年6月のBiSH解散後は、ソロアーティストとして活動。ソロで3枚のアルバムをリリースしているほか、主演映画『キリエのうた』で演じたKyrie（キリエ）名義でアルバム『DEBUT』を発表している。
2024年には、TBS系日曜劇場『さよならマエストロ～父と私のアパッシオナート～』主題歌「宝者」を書き下ろしたほか、映画『変な家』主題歌「Frail」、『劇場版モノノ怪 唐傘』主題歌「Love Sick」も担当。さらに、NIVEA（ニベア）ブランドCMソング「風とくちづけと」をはじめ、ほぼ全ての楽曲でタイアップを獲得。2024年9月には自身初の日本武道館単独公演も成功させた。
2025年は4月期の日本テレビ系ドラマ『なんで私が神説教』の主題歌「Aria」を担当。7月から放送されたテレビアニメ『ダンダダン』第2期オープニングテーマとなった「革命道中 – On The Way」を配信リリースし、9月に1stシングル「革命道中」を発売した。先の「Frail」「Aria」などを共に手掛けてきた、Shin Sakiuraとのタッグ作で、疾走感あふれるサウンド、ミステリアスなメロディー、独創的かつポップな言語センスで“オカルト×青春”というアニメの世界観を表現している。
aver portalによると、同曲は自身最速でストリーミング総再生数1.6億回を突破、さらにSNS総再生回数15億回を超え、国内外問わず各チャートを席巻。9月には「Billboard Global 200」にランクインしたほか、海外でヒットしている日本の曲を紹介する「Global Japan Songs excl. Japan」にも連続でラインクインしている。
s12月5日～8日にスペイン・バルセロナにて開催された日本文化のヨーロッパ最大級の祭典「マンガ・バルセロナ」で、リリース後初となる海外公演となるライブパフォーマンスを披露した。
「革命道中 – On The Way」は「第67回輝く！レコード大賞」大賞候補である優秀作品賞にも選ばれている。
持ち前の表現力でも俳優業でも才能を発揮！
アーティスト活動と並行し、2022年3月公開のアニメ映画『SING／シング：ネクストステージ』でオオカミ・ポーシャ役の日本語吹替キャストとして声優初挑戦。同年8月に日本初上演されたブロードウェイミュージカル『ジャニス』では稀代のロックシンガー・ジャニス・ジョプリンを演じ、大きな話題を集めた。
2023年10月公開の岩井俊二監督による音楽映画『キリエのうた』で映画初主演を務め、第48回報知映画賞・新人賞、第47回日本アカデミー賞・新人俳優賞などを受賞している。
2025年は、4月に配信されたNetflixアニメシリーズ『ムーンライズ』のマリー役で声優を務め、主題歌「大丈夫」も手掛けている。
さらに、6月には初のフォトエッセイ『達者じゃなくても』を発売。そして「GQ MEN OF THE YEAR 2025」でブレイクスルー・アーティスト賞を受賞した。
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