1月といえばお年玉の季節。ソニー銀行の直近のデータ(2024年10月~2025年10月)によると、18歳未満の未成年の口座(以下、子ども口座)は11月から増え始め、前月比で12月は16%増、そして1月には48%増と急増した。
子ども口座の開設数口座開設数は2月が最も多いものの、伸び率では1月が年間で最も高く、お年玉をきっかけに子ども口座を開設する傾向が見られる。年間では5月から6月にかけて37%増、6月から7月にかけて12%増と、夏前にも口座開設数の増加傾向が見られる。
年齢別に見ると、0歳児は年始にかけて開設が集中し、1月が最も多い月となっている。これは、お年玉などのまとまった資金を、親の口座とは分けて管理したいというニーズが高まることが要因と考えられる。
15~17歳では、2月にかけて開設が増える傾向が見られ、新生活や進学準備が背景にあると推測される。また、5月から7月の増加傾向は、留学や夏休み準備などが影響している可能性がある。
年齢別・年月別の口座開設の推移※ソニー銀行 実績データに基づく〈2024年10月~2025年10月〉
口座開設が、環境保全や次世代を担う子どもたちの支援に
たとえばネイチャーポジティブの実現を目指し、2025年4月1日以降、ソニー銀行では、新たに開設された1口座につき10円を、日本自然保護協会へ寄付している。
この寄付は、イヌワシの生息環境の保全活動の支援に活用されている。イヌワシは、森林の生態系ピラミッドの頂点に立ち、森の豊かさの指標となる生きもの。しかし近年、生育環境の悪化に伴い個体数が減少中だ。日本に生息しているイヌワシは約500羽とされ、環境省のレッドリストで絶滅危惧IB類に指定されている。
これまでの活動成果や、これからの取り組みの紹介はこちらにまとめられている。
さらに2022年より、15歳未満の子どもの口座開設に対して、特定非営利活動法人 NPOアフタースクールへ寄付を行っている。15歳未満の口座開設に対しては、あわせて120円の寄付となる。


