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1979〜81年に放送されたアメリカのSFドラマシリーズ『25世紀の宇宙戦士キャプテン・ロジャース』で主役を務めた俳優のギル・ジェラードさんが12月16日に亡くなった。82歳だった。

妻のジャネットさんは、夫は数日前に体に異変を感じた後、進行性がんと診断されて闘病を続けていたとFacebookで発表した。

さらにジャネットさんは夫のFacebookアカウントで、生前に預かっていた最後のメッセージを共有した。

その投稿で、ギルさんは「これを読んでいるということは、私が頼んだ通りジャネットが投稿してくれたということなのでしょう」と前置きをし、次のようなメッセージをつづっている。

「私の人生は本当に素晴らしい旅でした。数々の機会に恵まれ、多くの人々と出会いました。人に与え、人から与えられた愛が、地球で過ごした82年という歳月を心から満足のいくものにしてくれました」

「私の旅はアーカンソーから始まり、ニューヨーク、ロサンゼルスへと続き、最後には18年をともにした素晴らしい妻ジャネットと暮らすジョージア北部の我が家にたどり着きました。とても素晴らしい道のりでしたが、誰もが避けられないように、私の旅も今こうして終わりを迎えました」

ジェラードさんは投稿を、人生のアドバイスとSFドラマの主演俳優らしいコメントで締めくくっている。

「ワクワクしないもの、愛を感じないものに時間を無駄にしてはいけません。それではみなさん、宇宙のどこかでまた会いましょう」

ジェラードさんは『25世紀の宇宙戦士キャプテン・ロジャース』で500年に及ぶ冷凍睡眠から目覚める宇宙飛行士を演じ、他にも様々なドラマに出演した。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。

【画像】ギル・ジェラードさんが最後に残したメッセージ

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