2025年12月23日9時新NISAで「S&P500」「オルカン」に投資している人向けに「きょうのマーケット情報」をお伝えします。また、年初に100万円投資した場合、今いくらになっているのか目安額も紹介します。
12月23日までの動き
米株式市場は、AIセクターの収益性の改善やM&Aを好感し、主要3指数が揃って続伸しました。9月のシカゴ連銀全米活動指数は予想を下回りましたが、OpenAIの計算リソース利益率が10月に約70%に達したとの報道がセンチメントを改善。新型チップ「H200」の中国向け出荷期待からエヌビディアが牽引役となり、S&P500は午後に一時6882.03まで上昇しました。
個別では、シンタスから巨額の買収再提示を受けたユニファーストが16.15%急騰。航空宇宙部門の売却で合意したスタンレー・ブラック・アンド・デッカーも堅調。一方、米政府は東海岸沖で建設中の5つすべての洋上風力発電所で、安保上の懸念からリース契約を一時停止すると発表。再エネのドミニオン・エナジーが下落しました。リスクオンのムードが広がる中、素材や金融セクターへの買いが広がりました。
日経平均株価も大幅に続伸。終値は前週末比895円18銭高の5万0402円39銭と大台を突破しました。米政権によるエヌビディア製AI半導体の対中輸出審査開始の報道を受け、米ハイテク株高への流れが波及し、東エレクトロンやアドテストなどの半導体関連銘柄が指数を大きく押し上げました。
為替市場での円安進行を受け、トヨタなど輸出関連株も堅調に推移したほか、長期金利が1999年以来の水準となる2.100%まで急騰。運用収益の改善期待から、大手銀行株が堅調に推移しました。一方、金利上昇や輸入物価高による個人消費への悪影響が懸念され、食品や小売、鉄道株に売りが目立つなど、業種間で明暗が別れました。
長期的に見ると…
米国市場は、AIの収益化や新型チップへの期待が株価を下支えする一方、政府の規制や安保上の介入がセクター別のリスクとして警戒されます。国内市場では、日経平均の5万円台定着に向け、円安と金利高が輸出・金融株の収益を押し上げる好循環が期待されます。
しかし、四半世紀ぶりの金利水準は、内需株や個人消費への重荷となる懸念があります。今後は銘柄選別が加速し、マクロ変化に強い企業が主導する質の高い上昇相場が予想されます。
主なS&P500・オルカンファンド
主要なS&P500連動型ファンド(25/12/22)基準価額 前日比
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 39,386円 +783円(+2.03%)
▼もしも2025年初にこの商品を100万円購入していたら…
現在の評価額は約119万900円 損益+約16万900円 年初来騰落率+約16.09 %
主要なオルカン型ファンド(25/12/22)基準価額 前日比
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)33,206円 +612円(+1.88%)
▼もしも2025年初にこの商品を100万円購入していたら…
現在の評価額は約120万8700円 損益+約20万8700円 年初来騰落率+約20.87%
- 本記事は、事例として取り上げた金融商品の売買を勧めるものではありません。本記事に記載した情報によって読者に発生した損害や損失に関しては、発行媒体は一切責任を負いません。投資における最終決定はご自身の判断で行ってください。




