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東京国立博物館 平成館にて、2026年4月14日(火)から6月7日(日)まで、前田育徳会創立百周年記念 特別展『百万石!加賀前田家』が開催される。先日行われた報道発表会には、前田家19代当主・前田利宜氏とともに、広報アンバサダーを務める大東駿介(俳優)が来場。展覧会に寄せる思いを語った。

ーー今年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)で前田利家役を、その妻・まつを菅井友香さんが演じ、お二人でアンバサダーを務めます。就任されたお気持ちと、展覧会への期待などをお聞かせいただけますでしょうか。

公益財団法人前田育徳会創立100年、そして大規模展示が60年ぶりというこのタイミングに大河ドラマで前田利家公を演じられる御縁にまず感謝しています。前田利家公という人物を想像する中で、僕自身が前田家、前田利家公に魅了されています。そのタイミングに広報アンバサダーという任を与えていただき嬉しく思います。昨日も金沢を訪れて前田家のお墓にご挨拶させていただきました。

ーー本展は前田利家所用の作品が多く展示される予定です。楽しみにされている作品はありますか?

もう……すべてです! 展示品一つひとつについて語りたい、聞きたい事が沢山あります。特に陣羽織や秀吉から拝領した刀、金色の甲冑に興味があります。歴史的な文化財は日本中に沢山ありますが、その中でも前田家の所蔵品は時代を読み解き、学びがあるものが多いと思います。すべてが見どころと言っても良いのではないでしょうか。

ーー利家所用の作品の中ではほかに、算盤そろばんがありますが、これは日本最古級の算盤といわれているそうです。当主自ら、兵粮の管理などもしていたようですが、大東さんは買い物などでもお金の管理をされるほうでしょうか?

利家公を見習って、お金の管理もよりきっちりしていきたいです……! 僕が利家公の役作りにあたり最初に参考にしたのが、まさに、算盤でした。力で己の存在を誇示してきたものの、それが落ちた時に利家公は自ら家計を守るべくお金の管理をしていた。その多面性と責任感が算盤に表れているように感じたので、『豊臣兄弟!』の中でも算盤を出せたら良いなと制作陣と相談中です。

大東駿介

大東駿介

ーー今回の展覧会のタイトルにもありますように、前田家と言えば「加賀百万石」と言われていますが、江戸時代、最大規模の石高を誇る大名家とのことです。今、大東さんが百万石の主だったら、この豊かさをどのように活用したいですか?

百万石とは前田家が代々守ってきたものなので、簡単には答えられないです。ただ何度も加賀に足を運ぶ中で感じたのは、その土地に芸術文化が息づいているということです。前田利家公の歴史を紐解くと、武士だけではなく町人にも芸事を広げていったという背景があります。今は、SNSやWEBなど情報を得るのに、選択肢の多い時代ではありますが、僕自身、芸事に携わる身として、未来を担う子供たちに、より良いものを届けて文化の継承に務めたいと思います。

ーー広報アンバサダーは大東さん、菅井さんのお二人で務めていただくのですが、ドラマでは利家とまつという夫婦役で共演されています。これからドラマの中では、どのような夫婦として描かれていきますでしょうか。

今のところ共演シーンは多くないですが、とても仲良しです! 利家公とまつの夫婦はかつて大河ドラマのテーマにもなったことがあるくらいですから、今回も夫婦の力強さや結束が描ければと思っています。昨年、菅井さんと一緒に能登の被災地を訪れた際、伝統文化が残せない状況をたくさん目にしました。僕らが大河ドラマを通してこの1年の間でどれくらい被災地の力になれるのか、そこも二人で模索しながら大役を演じようと考えています。

ーー展覧会に来場されるみなさんにメッセージをお願いします。

本展は60年ぶりの、しかも普段はなかなか見られない作品が数多く展示されます。そして大河ドラマ『豊臣兄弟!』は子どもから、年配の方まで、老若男女が楽しめる見やすいドラマです。ドラマを通して戦国、そして前田家に興味を持っていただき、実際に展覧会に足を運んでいただければうれしいです。

特別展『百万石!加賀前田家』の前売券はイープラスで販売中。