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アメリカ・テネシー州ナッシュビルで開催されたパーキンソン病治療のためのイベントに参加したマイケル・J・フォックスさん(2023年4月26日)アメリカ・テネシー州ナッシュビルで開催されたパーキンソン病治療のためのイベントに参加したマイケル・J・フォックスさん(2023年4月26日)

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ主演俳優のマイケル・J・フォックスさんが、パーキンソン病研究への支援の呼びかけを無視するトランプ政権に対する不満を語った。

フォックスさんは1月27日に公開されたヴァニティ・フェアのハリソン・フォードさんとの共同インタビューでこの問題に触れ、2000年に自身が設立したマイケル・J・フォックス財団は、「連邦政府よりも多くの資金をパーキンソン病研究に投じています」と強調した。

「私たちはできうるすべてを注ぎ込んでいます。政府の後ろ盾があるといいのですが、その政府は人々の生活にもっと影響が少ない別のことをやっているように見えて、苛立ちを感じています」

さらに、トランプ大統領と一緒にこの問題に取り組む可能性があるのかを聞かれ、フォックスさんは「彼はグリーンランドの件で忙しいみたいですからね。より差し迫った問題なんでしょう」と皮肉を交えた回答をしている。

パーキンソン病の診断と治療のための活動

フォックスさんは1991年にパーキンソン病と診断された。

パーキンソン病は脳の神経伝達物質であるドーパミンが減少して、手足が震えたり、体が動きにくくなったりする進行性の神経疾患だ。治療により症状のコントロールは可能ではあるものの、完治するための方法は確立されておらず、治療薬の開発が課題になっている。

フォックスさんは診断から7年後に、パーキンソン病であることを公表し、その後は治療や患者のための活動を続けてきた。マイケル・J・フォックス財団はパーキンソン病研究のために、これまでに約25億ドル(約3840億円)を集めている。

またバイデン前大統領が退任する直前の2025年には、俳優の功績とパーキンソン病治療進展への尽力が評価され、アメリカの民間人として最高の名誉である大統領自由勲章を授与された。

バイデン大統領から大統領自由勲章を授与された。マイケル・J・フォックスさん(2025年1月4日)バイデン大統領から大統領自由勲章を授与された。マイケル・J・フォックスさん(2025年1月4日)

フォックスさんはこの大統領自由勲章授与の後、トランプ氏が2期目の大統領に就任する数日前に、「パーキンソン病を完全に終わらせるために、できることすべてやってほしい」と『USAトゥデイ』の寄稿で議員に訴えた。

「パーキンソン病は解決可能な問題です。しかし、それは固い決意を持ち、今すぐ行動した場合に限られます。私たちはそのための知識を蓄え、ツールを構築してきました」

「私たちには政府と協力する準備ができています。今回はアメリカの家族にとても大きな恩恵をもたらす前例のない可能性を秘めています」

「選挙で選ばれた議員たちは、私たちの生活を良くすると約束します。これはその約束を果たすチャンスです」

支援を諦めない姿勢

この寄稿から1年が経ったがトランプ政権からの後押しは得られていない。

フォックスさんはそのことに落胆しつつも、2月にワシントンD.C.を訪れた際に、ケネディ保健福祉長官と面会して協力を求めたいとヴァニティ・フェアのインタビューで語った。

「来月ワシントンに行くので、ケネディと話して、脳研究全般や、解決可能な問題に対して政府にどんな計画があるのかを聞きたいと思っています」

フォックスさんはApple TV+のドラマ『シュリンキング:悩めるセラピスト』 第3シーズンにゲスト出演し、フォードさんと共演する。

同作ではパーキンソン病と診断され、同じ病気を抱えるセラピストのポール・ローズ博士(フォード)のもとを訪れるゲリーを演じる。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。

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