米・ユタ州にある歴史的な鉱山の町アルタで、約150年前の酒瓶が地中から発見され、考古学者や蒸留業者らが中身を分析し、実際に試飲しました。
Park Recordによると、瓶は1870〜1890年頃のものとみられ、ユタ州の遺跡でアルコールの入ったボトルが見つかったのは今回が初めてだといいます。
瓶は1870年創業のハイ・ウエスト蒸留所に運ばれ、責任者のアイザック・ウィンター氏が分析を担当しました。同氏は「150年経っているにもかかわらず、状態はかなり良好でした」とFox Newsに語っています。
彼が率いるチームがコラヴァンと呼ばれる針のような器具で中身を抽出し、香りや色を確認したところ、「酸化した果実の香り」「フルーティーで革のようなニュアンスがある」などの特徴が挙げられました。分析の結果、蒸留酒ではなく、ビールの一種である可能性が高いとされています。
ウィンター氏は少量を試飲し、「不安はあったが、ガソリンや噛みタバコのような匂いはしなかった」と語りました。瓶の底に残る沈殿物には酵母が含まれている可能性があり、当時のビールを再現できるかもしれないと期待が高まっています。
【動画】酒瓶の中身を実際に味わう様子


