東京のガソリンスタンドでの給油車はお金がかかります。ガソリン代、オイル交換、洗車、ワイパーブレードの交換……挙げればきりがありません。
イラン情勢の緊迫化でガソリン価格が急騰する中、多くの人が少しでも節約したいと思っているのではないでしょうか。
ハフポストUS版のポッドキャスト「Am I Doing It Wrong? 」は、車のメンテナンスなどに詳しい自動車専門家カイヤ・ミルシュテイン氏をゲストに迎え、ガソリンの節約方法を聞きました。
大切なのはタイヤの空気圧
ミルシュテイン氏が勧める方法の1つが、タイヤの空気圧を適切に保つこと。
「タイヤの空気圧をチェックし、調整することで、車、お財布、安全面で多くのメリットを得られます」と話します。
タイヤの適正空気圧が保たれていれば、「転がり抵抗」が減り、車はより効率的に走行し、タイヤの回転に必要なエネルギーも少なくなります(適正空気圧は通常、運転席側ドア付近に貼られているシールや車の取扱説明書に記載されています)。
言い換えれば、適正空気圧が保たれていなければ、タイヤが理想的な形にならず、路面との摩擦が増えてしまいます。
その結果、車の走行により多くの燃料が必要になってしまいます。
タイヤ交換も少なくなる
タイヤが適切な空気圧が保たれていれば、交換する頻度も少なくなります。これは家計にとっても嬉しいメリットです。
「適切に空気が入っているタイヤは、そうでないタイヤよりも約5000マイル(約8000キロ)長持ちします」と、ミルシュテイン氏は話します。
「これは約5か月分長く運転できる計算になります。タイヤは安くありません。大きめの車やSUVなら、なおさらです」
お金の節約だけではない
タイヤの空気圧を定期的にチェックすることは、お金以上に大切な「命」を救うことにもつながります。
アメリカでは、毎年約1万1000件のタイヤ関連事故が発生しています。2023年にはタイヤが関係する事故で646人が死亡しました。
安全を考えれば、少し時間を取ってタイヤの空気圧を確認することはとても重要です。
必要なのは30秒ほどの時間と、それほど高価ではないタイヤゲージくらい。
ミルシュテイン氏は「車にタイヤ空気圧センサーが付いていて、正常に作動している場合は、月に1回タイヤゲージで空気圧を確認するべきです」と説明します。
「タイヤ空気圧センサーが付いていても作動していない、あるいは付いていない場合は、少なくとも月に2回は空気圧をチェックすべきです」
空気圧以外のガソリン節約法
タイヤの空気圧を適正に保つ以外にも、ガソリン節約術はあるのでしょうか。
ミルシュテイン氏がお勧めするのは「クルーズコントロール」の使用。その理由を、「人間の運転よりも、燃料の使い方をやや効率的に管理できる傾向があるから」と話します。
さらに、自転車ラックなど重いものを車の屋根に載せている場合は、使っていない時には外すことを勧めています。余分な重さがあると、車が走るために必要な燃料が増えてしまうからです。
もう一つの燃費を良くするための意外なコツは、状況に応じた窓の開け閉めです。
「一般道を走っている時、つまり高速道路のようなスピードを出していない場合は、窓を開けてエアコンを切るのがガソリン代を節約する一番の方法です」とミルシュテイン氏は言います。
しかし、高速道路のような早いスピードで走っている場合は、少し事情が複雑になるといいます。
ミルシュテイン氏によると、高速で走行しているときに窓を開けていると、空気抵抗が生まれ、車の空力性能(エアロダイナミクス)が悪くなってしまいます。
その結果、エンジンがより稼働する必要が生じ、燃料を多く消費してしまいます。ミルシュテイン氏は、高速で運転する場合は、窓を閉めるよう勧めています。
【動画】車のメンテナンスをミルシュテイン氏が説明したポッドキャスト全編はこちら(英語)
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。


