※記事中には暴力の描写が含まれています。フラッシュバックなどの心配がある方は注意してご覧ください。
厩舎内での仔馬への暴力行為と見られる動画がSNSで拡散し、批判が殺到したことを受け、北海道・日高町の浜本牧場が謝罪の声明を発表した。
だがこの前にはXで「バカは黙れ」などと反論し、アカウントを削除していたこともあり、「(謝罪が)本気とは思えない」「謝罪をしても決して許されません」といった批判が加速している。
仔馬カメラが投稿した浜本牧場の謝罪文一連の経緯は?「虐待では?」に、“煽り”で反論、アカウント削除
ことの発端は、3月16日にXで拡散された、浜本牧場での仔馬への暴行と思われる動画だった。厩務員と思われる人物が仔馬を怒鳴りつけ、上からまたがり何度も殴る様子が映っている。
SNS上では「虐待では」「動物愛護の観点から許されない」といった批判の声が殺到。
だが浜本牧場の公式Xは、拡散動画の事実関係について直接は言及していないものの、「人に危害を加える事は絶対に許さない 参りました。となるまで、許さない。人間に向かってくるなど言語道断 危害を加える事を許すなら、馬生は終わりです」などと投稿。批判については「バカは黙れとしか言いようがないかな」などと反論していた。
動画や投稿などを受け、元騎手や東京オリンピック馬術選手、JRAトレーニングセンターの調教師、日本乗馬普及協会など、多くの人や団体もSNSで批判の声をあげる事態に発展した。その後、浜本牧場のXアカウントは削除された。
暴力を「正当化できない」と謝罪も批判止まず。その理由とは
一連の騒動を受け、拡散動画の元となったライブ中継をしていたと見られる「仔馬カメラ」のXアカウントが3月17日夜、浜本牧場の浜本雅俊さん名義の謝罪文を投稿した。
声明では、「私の不適切な行為により、私たちの牧場を信頼して預けていただいている大切な馬たちに、 恐怖とストレスを与えてしまいました。それは決して許されることではなく、しつけや管理の名で正当化できるものでもありません」と謝罪。
また動画が拡散された後の投稿についても、「SNS上での私の発言も、不誠実で配慮を欠くものでした。自らの過ちと向き合うべき場面で、結果として多くの方をさらに傷つけてしまいました。この点についても、深く反省しております」とコメントした。
その上で、「今後は、自身の行動と飼養管理のあり方を見直し、第三者の視点も取り入れながら」再発防止に努めるとした。
だがSNS上では、「色々と腑に落ちない点がある」「本心と受け取れない」などといった批判が加速。
「気持ちはわかるけど、この謝罪で手打ちにするべき」といった声もあるが、削除される前の浜本牧場の一連の投稿との温度差も大きく、「信用はできない」といった意見も根強い。
浜本牧場の今後の姿勢が問われている。

