「見学者からのおひねりで集まった三途の川の渡し賃をうれしそうに数える死者です」。そんなコメントとともに、白装束の死者役が棺(ひつぎ)の中で嬉しそうにお金を数える様子がXに投稿され、話題になっています。
【画像】三途の川の渡し賃を数える“死者”
投稿したのは、幣束さん(@goshuinchou)。一見すると不思議な光景ですが、ある祭りの一幕だといいます。
この写真は、埼玉県秩父市下久那地域で行われた「ジャランポン祭り」で撮影したものだそう。
この祭りは住民が死者役や僧侶役などに分かれ、酒を飲みながら即興でお経を読み、掛け合いを楽しむ“生前葬”のような儀式。
「即興のノリとふざけた受け答えで行われる祭りなので、皆和気あいあいとしていて、見学者もウェルカムでした」と、投稿者は話します。
死者役が数えている“渡し賃”は、お祭りの運営費などに充てられるとのこと。投稿には、「ホクホク顔」「ええ顔しとる」といったコメントが寄せられました。
江戸時代から続いているという、この祭り。もともとは疫病退散を願うために始まったのだそう。
「使われる仏具類は本物であり、笑いの奥に真剣さも感じました」と投稿者は語ります。
ユーモラスな雰囲気の中にも、地域の文化と祈りが息づいているのが伝わりますね。
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