チケットの高額転売対策で、来場者の「半数以上」が入場を断られる事態となった、STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)のジュニアのファンイベント(3月21日)。その後の報道により、22日の同イベントにおけるトラブルから、警視庁が詐欺未遂の疑いで来場者を逮捕していたことが判明した。
STARTO社がファンに呼びかけ「絶対におやめください」
異例の事態となったのは、STARTO社が21日〜24日まで東京グローブ座で全6公演開催したファンミーティングイベント「ジュニアとファミリーティング」だ。初日公演終了直後、SNS上では入場者と思われる複数のユーザーから「客席の半分が空席だった」との報告が相次いだ。
STARTO社は同21日、ファンクラブの会員に向けて、来場客全員に事前案内どおり「本人確認」を行い、半数以上の客が身分証の不備などによって入場できない状況になったと報告。その上で、「チケットの不正転売・不正購入は絶対におやめください」と改めて呼びかけていた。
詐欺未遂の疑いで「20代の来場者を逮捕」
産経新聞の24日の報道によると、同イベントで22日、入場時に本人確認を実施した際に偽造運転免許証を提示したとして、警視庁が詐欺未遂の疑いで、20代の女性を現行犯逮捕したという。
報道によると、女性はXで転売されているチケットを購入。加えて、チケットの名義人の氏名などが書かれた偽造運転免許証も何者かから入手していたとみられる。
チケットの高額転売問題は改善を望む声が多く、STARTO社も数年前から対策を大幅に強化している。コンサートチケットを転売していた出品者について発信者情報開示請求を行ってきたほか、2025年6月には公式リセールサイト「RELIEF Ticket(リリーフチケット)」をローンチした。
こうしたSTARTO社の毅然とした管理体制に対し、正規の入場者からは本人確認の手順の改善を求める声は見られるものの、「どんどんやるべき」と支持する声が目立っている。

