アメリカのトランプ大統領は14日、イラン戦争と距離を置く決定をしたイタリアのメローニ首相を激しく批判した。
【画像】ホワイトハウスで会談するトランプ大統領とメローニ首相
イタリアのコリエーレ・デラ・セラ紙によると、トランプ氏はメローニ氏が「アメリカにイタリアのための仕事をさせようとしている」と同紙の電話取材で主張。
「彼女は好かれているのか?想像もつかない。彼女にはショックを受けたよ。勇気があると思っていたが、間違っていた」と述べた。トランプ氏は記者が質問をする前にこの発言をしたという。
メローニ首相率いる右派政権は、ヨーロッパの中でもイスラエルと友好的な関係を築いてきたが、最近は変わりつつある。
メローニ氏は14日、政府がイスラエルとの防衛協定の自動更新を停止したと発表した。
さらに13日には、ローマ教皇レオ14世に対するトランプ氏な無礼な言動を「容認できない」と批判した。
トランプ氏はコリエーレ・デラ・セラ紙の記者にこの批判について聞かれると、「容認できないのは彼女の方だ」と反発。
「彼女は、イランが核兵器を持てば、チャンスさえあれば2分でイタリアを吹き飛ばすかもしれないということを気にしていないからだ」との持論を展開した。
右派のメローニ氏は、トランプ氏にノーベル平和賞が授与されることを願っていると発言するなど支持する立場を取ってきたが、最近は距離を置くようになっている。
トランプ氏はコリエーレ・デラ・セラ紙の取材に、メローニ氏と「長い間話していない」と述べている。
この発言は、トランプ氏にヨーロッパ指導者の友人がいかに少ないかを示している。ハンガリーの権威主義的な指導者だったオルバン首相が総選挙で敗北したことで、その状況はさらに悪化していると言えるだろう。
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆・編集しました。


