体長わずか1センチほどの「クモ」について、茨城県土浦市が4月15日、公式X(@tsuchiura_city)で注意を呼びかけた。
対象は、外来生物法の「特定外来生物」に指定されている「毒グモ」。プランターの底や室外機の裏、庭に置いた靴の中、車など“身近な場所”に潜んでいる可能性があるという。
日本各地で確認されている「クモ」
土浦市はXに、「セアカゴケグモにご注意ください!4月14日、真鍋六丁目地内でセアカゴケグモが発見・駆除されました」と投稿。
続けて、「メスは毒を持つため発見した際は素手で触らず、家庭用殺虫剤を用いるなどの方法で駆除をし、土浦市環境衛生課へご連絡ください」と呼びかけました。
セアカゴケグモは、成熟したメスの体長が約0.7〜1センチ。全体は光沢のある黒色で、腹部の背面に赤い帯状の模様があるのが特徴だ。
毒を持つのはメスのみとされ、日当たりのよい暖かい場所を好む。
暑い時期に活発になり、主に6月から10月にかけて繁殖する。地面や人工物のくぼみ、裏側、隙間などに巣を作るという。
同市は「絶対に素手で触ったり、捕まえたりしないようにしてください」と呼びかけており、駆除方法としては、一般的な家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)の使用や、靴で踏みつぶすなどの物理的な方法があるとしている。
万が一かまれた場合は、皮膚に残った毒を石けんで洗い流し、患部を冷やしたうえで速やかに医療機関を受診することが重要だ。
可能であれば、クモの死骸を持参すると診断や処置がスムーズになるという。
土浦市のホームページを見ると、茨城県内では2013年に初めて確認された。
環境省はその後も生息域の拡大を指摘しており、2025年1月時点では、同じく特定外来生物に指定されている「ハイイロゴケグモ」とあわせ、青森県を除く全国46都道府県で確認されているという。


