脳科学者の中野信子さんが4月17日、出演した『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)で、京都府南丹市の男児遺体遺棄事件について「見ている方は、このニュースを見て得られるメリットって何かしらと思ってしまう」と報道のあり方に苦言を呈した。
【画像】「お母さんは子供がいたら再婚するなって」「お父さんは子供を殺すなよってことですか?」重苦しい表情で中野信子さんが生放送中に切り込んだ瞬間…
「お母さんは子供がいたら再婚するなっていうメッセージ?」「お父さんは子供を殺すなよってことですか?」
番組では、今回の事件で死体遺棄容疑で逮捕された男児の養父・安達優季(ゆうき)容疑者が、年上の女性と結婚した過去や、昨年12月に男児の母親と再婚し養父となったと、結婚歴も伝えた。
意見を求められた中野さんは、「いつどこで亡くなったっていうことが、 皆さん興味があるかもしれませんが、 分かったところで何なんだろうと私は思いますね 」と切り出した。
続けて、「このニュースをお届けする側に立っている者が言うべきではないかもしれませんが」と前置きしたうえで、視聴者が本件のニュースから得られるメリットとは何かと疑問を呈し「お母さんは子供がいたら再婚するなっていうメッセージなんでしょうか。それともお父さんは子供を殺すなよってことですか?」と強い口調で語り、さらに問いかけた。
「私はちょっとそういうの、どうかと思いますし、この事件が多くの人に知られている事件ですが、再婚して幸せに暮らしている人もいっぱいいるでしょうに。再婚している人は皆そういう目で見られるんでしょうか?」
そして「野次馬根性を満足させるためだけのニュースだったら、どうかと思う」と、報道を批判。
そのうえで、視聴者が本件の報道を連日視聴することについて、「メリットがあるんだとしたら、親が味方であるとは限らない場合、子供はどうやって逃げたらいいか、手段を教えるものであってほしい」とした。
最後には「非常に出口が感じられない、つらく感じた」と今回の事件に対する心境も明かした。


