2026年7月22日(水)渋谷区文化総合センター大和田6階 伝承ホールにて、トム・プロジェクト新作公演『空飛ぶドン・キホーテ』が上演されることが決定した。
これまで「芝居」の可能性を追求してきたトム・プロジェクトが今回おくるのは、言葉と歌、そしてピアノの旋律だけで構成される「歌唱朗読劇」。出演は村井國夫、山﨑薫。歌唱と朗読、ピアノのみで構成される“歌唱朗読劇”という新たな表現に挑む。
本作では村井國夫が新境地に挑み、名曲の旋律に乗せて、大人のためのファンタジーをおくる。言葉が翼に、歌が地図となり、「見果てぬ夢」へと誘う一夜の物語。
舞台は、古いプロペラ機を改造した「ロシナンテ号」。村井國夫演じる、現実と空想の境界を彷徨う「教授」と、山﨑薫演じる忠実な助手「ハナ」が、世界中に散らばった“祈りの歌”を集める旅に出る。芝居という枠組みをあえて脱ぎ捨て、剥き出す「声」と「歌」にフォーカスすることで、観客の想像力を無限に広げることを目指した。
村井國夫の深みある語りと、音楽留学を経て培われた山﨑薫の確かな歌唱力。この二人の「声」が、アルゼンチンタンゴの研鑽を積んだ松永裕平のピアノと共鳴し、目に見えない空の景色や、人々の心の機微を鮮やかに描き出す。
劇中では、『ラ・マンチャの男』より『見果てぬ夢』、『アメイジング・グレイス』などの名曲に加え、オリジナル曲『ぼくらのゆくえ』も披露予定。
理想を追うことが狂気だと言うのなら——。本作は、忘れかけた「夢」と「祈り」を呼び覚ます一夜の旅となる。