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6月〜7月に装飾花(がく)が赤紫や青紫にきれいに色づく「アジサイ」。

食べると食中毒症状を引き起こす「有毒植物」であることが有名ですが、誤食後の症状を伝える検証動画がYouTubeで注目を集めています。

【動画】実際に食べる検証動画

アジサイの食中毒症状とは?

時々、刺身のツマのように料理に添えられることがあるアジサイ。厚生労働省の公式サイトによると、毒性成分はいまだ明らかになっていないものの、食後30分〜40分ほどで嘔吐・めまい・顔面紅潮といった症状が現れることがあるといいます。

アジサイの誤食事故は過去にたびたび起きています。2025年には宮崎県宮崎市の飲食店で、料理の飾り物の葉を誤って食べた2人が嘔吐などの症状を訴え、医療機関を受診。

また、08年にも茨城県つくば市の飲食店で、アジサイの葉を食べた10人のうち8人が、食後30分ほどで吐き気やめまいを発症したケースが報告されています。

検証動画では、顔や胃腸に異変

環境省の調査などを受託している「黒潮生物研究所」(高知県)で客員研究員を務める生物ライターの平坂寛さんは、26年5月23日に検証動画「食べて検証!アジサイに毒があるって本当ですか?」を自身のYouTubeチャンネルに投稿。自らアジサイの葉1枚を食べ、経過観察を行いました。

口に葉を入れた平坂さんは、あまりの不味さに「苦くて青臭い」「噛み締めるほどに吐き気に襲われます」と悶絶。どうにか1枚を完食したものの、70分後には顔面紅潮の症状が現れ、「顔がぱんぱんに腫れ上がっているような感覚」に襲われたといいます。

さらに食後100分が経過すると、唇と目の奥が痛くなり、これを「顔面の内部を侵食されているような感覚」と表現。そして食後5時間後には疲労感と下痢の症状が襲い、食後12時間を経過しても「下痢がまだ治らない」と報告しています。

ただし、これらの症状はあくまでも平坂さんの個人的な体感であり、すべてがアジサイの成分による症状とも言い切れません。

また、平坂さんは動画の中で、体格の違いやアジサイの品種によっても症状が異なる可能性があると強調し、絶対に真似をしないよう視聴者に強く注意を促しています。

美しいアジサイですが、強い毒性を持つ危険な植物です。特に小さな子どもやペットが誤って口にしないよう、外出の際は大人がしっかりと目を配り、誤飲事故を防ぎましょう。

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