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演劇・映画の専門図書館である松竹大谷図書館では、所蔵資料を広く知ってもらうため、閲覧室にて、展示ケースでの所蔵資料展示と、資料を手にとって見ることができるブックトラックでの資料紹介を開催している。

今回は、歌舞伎座『六月大歌舞伎』にて『子連れ狼』が上演されることにちなみ、特別展示「萬屋錦之介特集」を開催。

萬屋錦之介は1932年、歌舞伎の名女方・三代目中村時蔵の四男として生まれた。1936年11月歌舞伎座にて初代中村錦之助として初舞台を踏み、戦前戦後にかけて歌舞伎の舞台に出演。その後、映画、テレビ時代劇と活躍の場を広げる。なかでも1973年に放映が開始されたTVドラマ『子連れ狼』は社会現象を巻き起こす大ヒット。1964年7月「三代目中村時蔵・四代目中村時蔵追善公演」で歌舞伎座出演以来、毎年6月の歌舞伎座での公演は恒例となり、『子連れ狼』は1974年6月「萬屋錦之介特別公演」でも舞台化された。

写真集『萬屋錦之介』

写真集『萬屋錦之介』

(C)小池一夫 原作・小島剛夕 作画『子連れ狼』」(1974年6月歌舞伎座 拝一刀=萬屋錦之介

(C)小池一夫 原作・小島剛夕 作画『子連れ狼』」(1974年6月歌舞伎座 拝一刀=萬屋錦之介

日本映画の黄金期を代表する大スターとして活躍した萬屋錦之介の、舞台と映像の両分野にわたる多彩な資料を紹介する。

また、ブックトラックでの資料紹介では、市川染五郎主演『ハムレット』上演にちなみ、「シェイクスピア作品資料紹介」を同時開催。歌舞伎俳優が出演したシェイクスピア作品資料を紹介。

シェイクスピア作品資料紹介『ハムレット』関連資料

シェイクスピア作品資料紹介『ハムレット』関連資料

『子連れ狼』台本やプログラム、写真集のほか、6月歌舞伎座上演演目関連資料も自由に手にとって読むことができるため、観劇の際、立ち寄ってみてはいかがだろうか。