「ベランダの鉢にいた」「網戸にしがみついていた」「この時期に家の敷地内でよく見る」
暖かい季節となってから、SNS上ではこんな悲鳴が相次いでいる。
その正体は、人が生活する身近な場所に潜む黒い虫。昆虫やクモを食べ、人を刺すこともあることから注意が必要だ。
【画像】「網戸に」「ベランダに」この黒い虫、絶対に触らないで
「肩に注射のような…」という声も
その虫は、「ヨコヅナサシガメ」。
国立環境研究所の「侵入生物データベース」によると、カメムシ目サシガメ科に分類される昆虫で、体長は16〜24mmと大型だ。
光沢のある黒い体に、腹部の側面が白黒の縞模様となっている。
関東以南の本州、四国、九州に分布し、様々な樹木の幹周辺に生息。ネット上では、自宅周辺での目撃情報も多い。
昆虫を刺して体液を吸収する“肉食性”で、毛虫などの昆虫やクモ類を食べる。また、人を刺すこともある。
虫ケアメーカー大手「アース製薬」のウェブサイトによると、刺されるとチクッとした痛みがして、赤く腫れることがあるという。
実際、SNS上では「肩に注射のような激痛感じたから見たら虫がいた… 調べたら『ヨコヅナサシガメ』というらしい」という声が見られる。
また、宮城県石巻市立大谷地小学校は2025年5月、校庭の桜の木にヨコヅナサシガメが発生しているとし、児童に触らないよう注意喚起したと報告していた。
【あわせて読みたい】アリそっくりの黒い虫、絶対に触ったらダメ。6月に増える「ヤケドムシ」。SNSで“ミミズ腫れ”被害報告も


