楽しいニュースをまとめてみました。

2026年7月20日(月・祝)の海の日に開催される『Swim in the Beer Fest 2026』。下北沢を舞台にクラフトビールと音楽を楽しむ祭典『Swim in the Beer Fest』の開催は今年で2度目。昨年は、下北沢SHELTERと下北線路街空き地を利用し、1000人を動員という大盛況のイベントに。2度目となる今年は会場を大幅にスケールアップ。酷暑対策とじっくりクラフトビールと音楽を味わって欲しいという思いから、SHELTER / Flowers Loft / BROOKLYN ROASTING COMPANY SHIMOKITAZAWAの3会場で行うことなった。
そんなイベントに先駆け、6月22日には主催者による座談会が、メイン会場となるBROOKLYN ROASTING COMPANY SHIMOKITAZAWAにて実施され、イベント発起人の義村智秋(下北沢SHELTER・ Flowers Loft店長)、ブルワリー誘致担当の高井亮佑(ISEKADO)、会場提供担当の新拡樹(株式会社京王SCクリエイション)の3人が、ビールを片手にゆるりとした雰囲気の中、イベントの魅力を語った。

「クラフトビールは素人」と話した義村がクラフトビールに興味を持ったのは、下北沢ERAのショップで見つけた“ひみつビール”だったそうで、「ジャケがめちゃくちゃかわいい。そこからクラフトビールに興味を持ち始めました」と明かす。

続けて義村は「下北沢SHELTERはインディーズバンドがめちゃくちゃたくさん出るライブハウスなのですが、インディーズバンドは、全国各地からツアーをしに来たりします。クラフトビールも各地に醸造所があってビールを作っている。どこか地方のインティーズバンドとシンパシーを感じるというか。近い要素があるように思いました。そこで、クラフトビールを交えて音楽とクロスオーバーできるようなことをしたいと思ったところから始まりました」とクラフトビールと音楽を繋げたきっかけを語る。

さらに、今年はなんとしても屋内で開催をという思いがあり、BROOKLYN ROASTING COMPANY SHIMOKITAZAWAが入る複合施設、ミカン下北とのコラボが実現した。

「京王SCクリエイションという会社で主に商業施設の運営管理をしています」と自己紹介した新は、ミカン下北について「事業コンセプトは“実験”。駅ビルをはじめとした通常の商業施設とは異なり、ミカン下北では施設を通して挑戦・実験する人を応援できるような場所になりたいという思いを持って運営をしています。そういったところに義村さんから今回のお話をいただき、これはまさに”実験”じゃないかと思い、一緒にやらせていただくことになりました」と経緯を説明した。

今回のイベントに参加するブルワリーは全部で7。それぞれ独自のクラフトビールが用意されるだけでなく、サワー、カクテル、オリジナルのドリンクなども並ぶという。

また、ビール会場となるBROOKLYN ROASTING COMPANY SHIMOKITAZAWAでは、ドリンクに加えて、FOMAREのギタリスト・カマタリョウガがインドで修業したという本格派スパイスカレー「釜田カレー」や、ワンハンドで食べられるこの日だけのブルックリンメニューも登場する。

ビール会場への入場は無料なので、気分転換に下北の街をぶらぶらしながら、他の飲食店などもどんどん利用してほしいとのこと。「お酒が好き、ビールが好きなバンドマンをキャスティングしています」と語った義村は「お酒好きしか出られないイベントです(笑)。曲のタイトルや歌詞にもお酒が入っていたり。お酒愛をちゃんと感じられると思います」と魅力をアピール。あくまで本イベントは、下北の街を含めて楽しんでほしいとも念押ししていた。

クラフトビールは高いというイメージがある中で、本イベントでは1杯600円からの価格設定を決定。提供するサイズは小さめになるが、気軽に飲むためのハードルを下げたいという狙いがある。「クラフトビールのイベントは固定化されていて、毎回同じようなメンツ(ブルワリー)が集まります」と話す高井は「今回は、今まで見たことないメンツのブルワリーが揃っています。ブルワリー同士の交流もあるのかなと思っています」と、来場者だけでなく、参加するブルワリー同士の交流にも目を向けていると話した。

今後の展開について高井は「もっと間口を増やしていきたい」と語る。「今年は間に合わなかったのですが…」と前置きした高井は「実はフローズンの機械を買いまして。来年はアイスでクラフトビールみたいなものを提供できるんじゃないかなと思っています。変わったビールで変なことをやりたいなと思っていますし、みなさんの知らないようなブルワリーに出てもらうことをコンセプトとしてやっていきたいと思っています」とすでに来年を視野に入れていることも明かす。

「まず今年、興行的に成功することを目指したい」と力を込めた義村は「イベントを育てたいという思いが一番にあります。育てて少しずつ巻き込んでいけたらいいなと思っています。知れば知るほどクラフトビールって面白くて。それを音楽で言うインディーズバンドと繋げられたことをすごく幸せに思っています。2回目、3回目、5回目と目指していけたらいいなと思っています」とコメント。さらに義村は「基本は海の日に開催し、続けていくこと、広げていくことが目標。根付かせていくために地に足をつけて頑張っていきたいと思っています」と今後の展開への思いを語っていた。

そんな下北沢で開催されるクラフトビールと音楽の祭典『Swim in the Beer Fest 2026』は7月20日(月・祝)に開催。前売りチケットが現在発売中だ。

取材・文・撮影:タナカシノブ