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猛暑対策アイテムとして、体表面を直接冷やしたり温めたりできるソニーのウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET(レオンポケット)」。「着るエアコン」とも呼ばれる同シリーズの最新モデル「REON POCKET 6」が、5月12日に発売された。

【画像】首元からこっそり冷却&加温!ソニーの「着るエアコン」はこちら

REON POCKETは、冷風や温風を吹き出すタイプではなく、ステンレス製プレートを首元に装着し、肌に触れる部分そのものを冷却・加温できるという特徴を持つ。2020年の初代モデル発売以来、毎年新モデルを投入してきた。

最新の「REON POCKET 6」(本体のみ2万5300円、外部センサー付きセンシングキットは2万7500円、いずれも税込)は、小型の「DUALサーモモジュール」を新たに搭載し、冷却面温度を従来モデル比で最大2℃低減した。

これまではアプリでの操作が中心だったが、REON POCKET 6では本体のボタンだけで温度調整などができるようになった。また、エアフローパーツの長さや角度も調整できるため、自分の体型に合わせてフィット感を細かく調整できる。充電速度も前モデル比で約1.5倍に向上している。

上位モデルとしては、4月に「REON POCKET PRO Plus」(本体のみ2万7500円、外部センサー付きセンシングキットは2万9700円、いずれも税込)も発売している。

PRO Plusは、シリーズ最強クラスの冷却力をうたうモデルだ。冷却面の目標温度を20℃に設定した新アルゴリズムを採用。冷却性能は従来モデル比で最大20%向上、冷温部の温度も最大2℃下がったとしている。

ソニーの計測によると、室温35℃の環境で10分間使用した場合、体表面温度が19.7℃まで下がったという。ネックバンドの形状も見直され、首元に沿ってしなやかにフィットしながら形をキープする設計になったことで、装着感は従来比で約40%向上したとされる。

シリーズ全体が夏だけでなく冬場の防寒用途として使用でき、一年通して使える設計になっている点も評価されている。

ビジネスシーンをより快適に。ミニマルデザインでこっそり冷却

気象庁の統計では2025年の東京の猛暑日は夏(6〜8月)だけで25日にのぼり、平年(4.5日)を20日以上も上回った。気象庁が発表した2026年6〜8月の3カ月予報でも、全国的に気温は平年より高くなる見込みが示されている。

通勤電車のホームや屋外での移動時間など、空調の効いた室内から一歩出た瞬間に暑さにさらされる場面は、都市で暮らす人にとって案外多い。REON POCKETは、そうした空調が行き届かない時間帯をカバーするアイテムとして注目を集めているようだ。

もう一つの強みが、スーツや制服の下に隠せる装着性の高さだ。ハンディファンのように「持ち歩く・手に持つ」タイプとは異なり、両手がふさがる場面や周囲の目が気になる場面でも使いやすい設計となっている。

多角的な事業ポートフォリオ、営業利益は過去最高を更新

REON POCKETのようなヒット商品を生み出す中、ソニーグループ全体の業績も好調だ。2026年3月期の決算では、売上高が前期比3.7%増の12兆4796億円、営業利益が同13.4%増の1兆4475億円となり、営業利益は過去最高を更新した。カメラなどに使われる半導体(イメージセンサー)事業や、ゲーム、音楽といった事業が業績を支えた。

Trading View提供「ソニーグループ」(6758)株価チャート(6カ月)Trading View提供「ソニーグループ」(6758)株価チャート(6カ月)

株式市場でのソニーグループへの評価も良好だ。株価は3400円台後半で推移しており、今回の決算での増収増益や、来期も過去最高益を見込む成長シナリオが好感されているとみられる。次回の決算発表は2026年8月上旬の予定だ。

※本記事は、事例として取り上げた金融商品の売買を勧めるものではありません。本記事に記載した情報によって読者に発生した損害や損失に関しては、発行媒体は一切責任を負いません。投資における最終決定はご自身の判断で行ってください。

※株価データは2026年7月21日時点。

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