2022年11月、東京文化会館 大ホールにて開催される『スーパースター・ガラ 2022』。本公演の見どころや出演者の魅力を、迫力の映像とともに、舞踊ライター小田島久恵がプレゼンする特別番組が、10月12日(水)、放送されることが決定した。
バレエを語るうえでは外せない世紀のレジェンド、ルドルフ・ヌレエフに育てられ、あるいは啓蒙を受けたバレエ界のトップに君臨するスーパースターが集結する本公演。公演をけん引し、また、この公演をもってダンサーとして“ラスト・ダンス”を踊るのは、名実ともに世界のバレエ界を支え続ける不屈の大スター、マニュエル・ルグリ。ヌレエフがパリ・オペラ座バレエ団の芸術監督時代に育てたダンサーの中で、唯一無二の大エトワールとなり、引退後、ウィーン国立バレエ団の芸術監督を経て、名門ミラノ・スカラ座バレエ団の芸術監督に就任。本公演では、渾身の新作を披露し、自身の“最後の舞台”を飾る。
さらに、ドミニク・カルフーニとデニス・ガニオという伝説的な名ダンサーを両親に持ち、今や、パリ・オペラ座のトップダンサーとして君臨するマチュー・ガニオが参加。両親が名演を博したプティの名作「アルルの女」を初披露する。そして、レジェンドの伝説を継承しつつ、自らが持つ才能と芸術性で現在のバレエ界に新しい輝きと世界観を築くボリショイの名花、スヴェトラーナ・ザハロワ、世界最高峰と言われる唯一無二のパートナーシップを繰り広げる、マリアネラ・ヌニェスとワディム・ムンタギロフ、また、英国ロイヤルを昨年引退したばかりの人気ダンサー、エドワード・ワトソンが参加する。